営業職
営業職は、見込み客に自社の商品・サービスを提案し、契約・受注につなげる仕事です。顧客が法人か個人か(BtoB/BtoC)、新しい取引先を開拓するのか既存顧客を担当するのか(新規/ルート)、形のない商材か形のある商材か(無形/有形)の3軸で、働き方も身につくスキルも大きく変わります。たとえば同じ「営業」でも、人材会社の新規開拓と、メーカーのルート営業では一日の動き方がまったく違います。求人票で「どの営業か」を見極めることが、入社後のギャップを防ぐ第一歩です。20代向けの求人数が多く、前職の経験を問わず挑戦できる門戸の広さが特徴です。
主な仕事内容
- 見込み客のリストアップとアプローチ(電話・メール・問い合わせ対応・訪問)
- 顧客の課題ヒアリングと、提案資料・見積もりの作成
- オンライン/対面での商談、デモ、価格交渉、クロージング
- 受注後の納品調整・フォローと、既存顧客への追加提案
- SFA/CRMへの活動入力と、売上・行動量の数値管理、日報・週報の作成
扱うツール・知識
現場でよく使われるツールや前提知識の例です。すべてを最初から習得して いる必要はなく、入社後に身につけていける範囲も含みます。
年収の目安
上記は転職市場で見られるおおよその目安です。インセンティブ比率が高い会社ほど、成果による振れ幅が大きくなります。求人票では「固定給とインセンティブの割合」を必ず確認しましょう。
基本給+インセンティブが一般的。研修・OJT期間中は固定給中心で、成果が出始めると歩合が乗ってきます。
安定して予算を達成し、後輩指導や難易度の高い案件を任される層。インセンティブ比率の高い会社では同年代の平均を上回ることもあります。
チームの予算管理・育成を担うと、固定給そのものが上がります。扱う商材の単価が高いほど水準も上がる傾向です。
金額はあくまで目安です。企業規模・地域・個人の成果によって変動します。
必要なスキル・適性
やりがいと大変なこと
- 成果がインセンティブや昇給という形で、はっきり数字で還元される
- 顧客から直接「ありがとう」と言われ、貢献を実感しやすい
- ヒアリング・提案・交渉は業界を問わず通用するポータブルスキルになる
- 予算(ノルマ)の達成プレッシャーがあり、未達が続くと精神的にこたえる時期がある
- 新規開拓では断られ続ける期間が避けられず、立ち直りの早さが要る
- 顧客都合で商談やトラブル対応が入り、残業・移動が読みにくい日もある
未経験からの転職
営業は入社後の研修・OJTを整えている会社が多く、第二新卒・未経験から最も挑戦しやすい職種のひとつです。接客・販売・コールセンターなど、前職で人と接した経験はそのまま対人スキルとしてアピールできます。ただし育成体制は会社差が大きいので、求人票や面接で「最初の3カ月のサポート内容」を具体的に確認すると安心です。
未経験からのステップ
- どの営業かを絞る
無形/有形、法人/個人、新規/ルートの組み合わせで働き方が変わります。自分が続けやすいタイプを先に決めると、求人選びがぶれません。
- 対人エピソードを棚卸しする
アルバイトや前職で「相手の要望を聞いて動いた」「数字を意識して工夫した」経験を書き出し、営業適性の根拠にします。
- 職務経歴書を数字で書く
『接客で売上前年比◯%』『1日◯件対応』など、成果や行動量を数値で示すと説得力が上がります。
- 育成体制で企業を選ぶ
未経験のうちは、研修・同行・ロープレの仕組みがある会社が安心です。インセンティブ比率も確認しておきましょう。
- 面接でストレス耐性を示す
断られた経験からどう立ち直り、何を変えたかを語れると、営業に必要な打たれ強さが伝わります。
キャリアパス
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よくある質問
営業はノルマがきついイメージですが、未経験でも大丈夫ですか?
予算(目標)はありますが、未経験者にはまず行動量や提案の質を評価し、数字は段階的に求める会社が増えています。きつさは「インセンティブ比率」と「育成体制」でかなり変わるため、求人票と面接でその2点を確認するのがおすすめです。固定給比率が高い会社ほど、立ち上がり時期の負担はやわらぎます。
BtoB営業とBtoC営業はどちらが向いていますか?
じっくり関係を築き、論理的に提案したい人は法人向け(BtoB)、テンポよく多くの人と接し、その場で結果を出したい人は個人向け(BtoC)が合う傾向です。扱う商材に興味を持てるかで選ぶと、入社後に学ぶのが苦になりにくくなります。
話すのが得意ではありませんが、営業に向いていますか?
話し上手であることより、相手の話を聞ける・断られても切り替えられる・目標から逆算して動けることのほうが成果に直結します。寡黙でも、誠実に課題に向き合って成績を上げる人は多くいます。
営業で身につくスキルは、他の仕事でも役立ちますか?
ヒアリング・提案・交渉・数値管理は、マーケティング・カスタマーサクセス・事業開発・起業など幅広い場面で通用します。20代で営業を経験しておくと、その後のキャリアの選択肢が広がりやすいのは確かです。
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