法人営業(BtoB)
法人営業(BtoB)は、企業を顧客として自社の商品・サービスを提案する仕事です。担当者・現場・決裁者と複数の関係者が意思決定に関わるため、その場の勢いよりも、課題を整理して稟議を通すための論理的な提案が求められます。商談単価が大きく検討期間も長いぶん、提案書づくり・社内調整・関係構築といった「ビジネスの基礎体力」がまとめて鍛えられます。ここで身につく力は、コンサルティングや事業開発など次のキャリアにも直結します。
主な仕事内容
- ターゲット企業の選定と、新規アプローチ(問い合わせ対応・紹介・アウトバウンド)
- 顧客企業の経営課題・業務課題のヒアリングと整理
- 提案書・見積もりの作成と、自社の開発・管理部門との社内調整
- 担当者から決裁者まで、複数の関係者への提案と稟議サポート
- 受注後の導入支援・効果検証と、継続・追加提案に向けた関係構築
扱うツール・知識
現場でよく使われるツールや前提知識の例です。すべてを最初から習得して いる必要はなく、入社後に身につけていける範囲も含みます。
年収の目安
扱う商材(IT・人材・広告・メーカーなど)と商談単価で差が出ます。SaaSなど成長領域は若手でも水準が高めの傾向。インセンティブ制度の有無もあわせて確認しましょう。
20代のポテンシャル採用が中心。先輩同行で商談の型を覚え、小規模案件から任されていく時期です。
自分で案件を回し、単価の大きい商談を担当する層。IT・人材・広告など成長市場では水準が上がりやすくなります。
チーム管理や、エンタープライズ(大企業)向けの高単価商材を扱うと到達しうる水準です。
金額はあくまで目安です。企業規模・地域・個人の成果によって変動します。
必要なスキル・適性
やりがいと大変なこと
- 大きな金額・経営課題に関わるため、提案が決まったときの達成感が大きい
- 提案書作成・社内調整・折衝という汎用スキルが体系的に身につく
- 成長市場の商材を扱えば、20代でも高い年収水準を狙える
- 検討期間が数カ月に及び、努力がすぐ数字に結びつかないもどかしさがある
- 決裁者の交代や予算凍結など、自分では動かせない理由で失注することがある
- 提案書づくりや社内調整に時間がかかり、商談以外の作業負荷が高い
未経験からの転職
20代であればポテンシャル採用の対象になりやすく、未経験から法人営業に挑戦する人は多くいます。前職での段取り力、複数の関係者と調整した経験、数字に向き合った経験は、そのまま評価ポイントになります。個人営業や販売の経験者が、論理性を磨きにBtoBへ移るケースも一般的です。
未経験からのステップ
- 成長している市場の商材を狙う
SaaS・人材・広告など伸びている領域は、若手の採用に積極的で、入社後の年収も上がりやすい傾向があります。
- 調整・段取りの経験を言語化する
前職で複数の人を巻き込んで物事を進めた経験は、法人営業の中核スキルです。具体的なエピソードに落とし込みましょう。
- 志望動機を『論理』で組み立てる
なぜその商材か、なぜ法人かを筋道立てて説明できると、提案の素養があると見てもらえます。
- 無形商材から始める選択肢も検討する
無形商材(ITや人材など)は提案力が鍛えられ、その後のキャリアの幅が広がりやすい入口です。
キャリアパス
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よくある質問
法人営業と個人営業はどう違いますか?
法人営業は担当者・現場・決裁者と複数人が意思決定に関わるため検討期間が長く、論理的な提案と社内外の調整が中心になります。個人営業は決裁者が本人であることが多く、その場のスピード感とクロージング力が問われます。論理を磨きたいなら法人、結果の速さを楽しみたいなら個人が向きやすいです。
未経験から法人営業に転職するには何をアピールすればよいですか?
段取り力、複数の関係者と調整した経験、数字に向き合った経験が評価されます。志望動機は「なぜこの商材・この市場か」を論理的に説明できると、提案の素養が伝わります。前職が個人営業や販売でも、論理性を意識した語り方で十分挑戦できます。
扱う商材はどう選べばよいですか?
①成長している市場か②自分が興味を持てるか③無形か有形か、の3点で考えると失敗しにくくなります。特に無形商材(IT・人材など)は提案力が鍛えられ、その後のキャリアの選択肢を広げやすい入口です。
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