経理
経理は、日々の伝票処理から月次・年次の決算、税務対応まで、企業のお金の流れを記録・管理する職種です。日次・月次・年次という決まったサイクルで業務が回り、締め切りと正確さが何より重視されます。「日常経理(記帳・支払い)」から始まり、「月次決算」「年次決算」「連結・税務」へと、担える範囲が広がるほど専門性と評価が積み上がっていくのが特徴です。簿記という共通言語があるためどの業界でも通用し、景気に左右されにくく、出産・育児を経ても復帰しやすい職種として20代に人気があります。
主な仕事内容
- 日々の伝票処理・記帳(仕訳入力)
- 請求・支払い・経費精算・売掛金/買掛金の管理
- 月次・年次決算の取りまとめと試算表の作成
- 税理士・会計士との連携、税務申告のサポート
- 予算実績の管理や、経営層への数値報告の補助
扱うツール・知識
現場でよく使われるツールや前提知識の例です。すべてを最初から習得して いる必要はなく、入社後に身につけていける範囲も含みます。
年収の目安
担当範囲(日常経理/月次・年次決算/連結)と保有資格で差が出ます。決算まで担えると評価が一段上がり、上場企業の連結や税務の経験は転職市場で強みになります。
日常経理のアシスタントから。仕訳・支払い・経費精算を覚え、簿記2級の取得を目指す時期です。
月次・年次決算を一人で回せると評価が上がります。担当範囲が広いほど市場価値も上がります。
連結決算・税務・資金繰りまで担う、または部門をまとめる層。専門性が年収に直結します。
金額はあくまで目安です。企業規模・地域・個人の成果によって変動します。
必要なスキル・適性
やりがいと大変なこと
- 簿記という資格と実務が、努力した分だけ確実にスキルとして積み上がる
- どの会社にも必要とされ、景気や年齢に左右されにくく長く働ける
- 数字を通じて会社全体の動きが見え、経営に近い視点が身につく
- 月末・期末などの繁忙期は締め切りが重なり、残業が増えやすい
- ミスが許されにくく、常に正確さを求められる緊張感がある
- 定型業務は会計ソフトの自動化が進み、数字を読み解く付加価値が問われる
未経験からの転職
未経験からは日常経理のアシスタントから始めるのが一般的です。日商簿記3級、できれば2級を取得しておくと、知識と意欲の両方を示せて選考が有利になります。前職で数字を扱った経験(売上管理・現金管理など)も結びつけてアピールできます。コツコツ正確に取り組める人に向いた職種です。
未経験からのステップ
- 日商簿記3級を取得する
経理の共通言語を学ぶ最初の一歩。仕訳の仕組みが分かると、実務のイメージが一気に湧きます。
- 簿記2級に挑戦する
工業簿記まで押さえると、実務でも評価される水準に。在職中・学習中でもアピール材料になります。
- 数字を扱った経験を棚卸しする
前職の売上・現金・経費の管理経験を、経理への適性として職務経歴書に落とし込みます。
- アシスタント求人から実務に入る
未経験可の日常経理から始め、仕訳・支払い・月次補助で経験を積みます。
- 決算業務へ範囲を広げる
月次→年次決算へと担当を広げると、市場価値が上がりキャリアの選択肢が増えます。
キャリアパス
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よくある質問
経理は未経験でも転職できますか?
日常経理のアシスタント職など、未経験可の求人があります。日商簿記3級・2級の取得や、前職での数字管理の経験を示すことで選考を有利に進められます。最初は補助的な業務から始め、月次・年次決算へと担当を広げていくのが王道です。
簿記の資格はどのくらい必要ですか?
3級は実務の入口として、2級は実務で評価される水準としておすすめです。資格は知識の証明になりますが、それ以上に正確さ・責任感・締め切りを守る姿勢も重視されます。資格と実務経験は両輪で考えるとよいでしょう。
経理はAIや会計ソフトで仕事がなくなりませんか?
仕訳の自動入力などの定型業務は効率化が進んでいます。一方で、数字の異常に気づく、決算を組み立てる、経営に説明するといった「数字を読み解く」仕事の価値はむしろ高まっています。ツールを使いこなす側に回ることが、長く活躍する鍵です。
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